チルのすゝめ♨

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都内近郊のおすすめ穴場サウナ(3.堀田湯)

 

こんにちはyuです。都内在住・サウナ好きの私が「都内近郊のおすすめ穴場サウナ」と題し、スパ体験をお話させて頂きたいと思います。今回は「堀田湯」さんに行った感想を勝手ながら紹介します。

”ほっ”とするサウナ特化型銭湯

東京都足立区、西新井駅から徒歩7分。大きなショッピングモールの裏路地に突如スタイリッシュな建物が佇む施設「堀田湯」。料金はサウナ利用料込みで950円、サウナに特化された新しい設備を導入しつつも、宮造りの建物を活かした作りが懐かしさを感じる”ほっ”とする銭湯です。

首都圏最強サウナ&水風呂な施設

筆者は近所という事もあり、ホームサウナと化している堀田湯。駅周辺こそ新しいビルやショッピングモールが並ぶが、そこから少し歩けば都営団地や古い民家が並ぶ昔ながらの商店街。通りには足立区名物の激安八百屋さん”スワヤ”で賑わっている。そんな中、一際目を引く外装の堀田湯。

外観 何度か訪れた際に撮らせていただきました。

近頃のリニューアル銭湯の中では象徴的なセンス溢れる外観だ。㋚のマークが掲げられているあたり、ネオ銭湯としてサウナに強いこだわりを感じさせてくる。いざ入湯。

浴場へ進むとリニューアルでピカピカの洗い場。シャワー完備で今時のスパ仕様に安心しながら広々使える。基本的にアミニティは別で用意しなければならないが、たまにメーカーからの試供品が置いてあることもある。筆者が訪れた時は何度が試供品を試させていただいたが、それほどまでに堀田湯さんの広告効果は業界でも注目されるのだと感心したものだ。

HPより内湯

露天へ進み、注目のサウナを試す。15名ほどが収容できるサ室のストーブは、沸騰した透明のやかんからオートロウリュが実施される仕様で”茶室”をイメージしたデザインとなっている。室温は95℃前後で特段”熱い”という訳ではない。しかし、やかんから溢れるオートロウリュの威力がこれまた異常。通常のオートロウリュは適量を一定時間サウナストーブにかけ続け、室内に蒸気が満たれるまで続く。しかしながら堀田湯の場合、やかんに入った液が突沸するように大量にサウナストーブへ注がれる。まるで火山の噴火を見ている気持ちにさせられる。

HPより男性サウナ

どの程度の量がやかんから溢れるかによっても変わるが、短時間に大量の蒸気が室内を満たすことにより、上段では普通に火傷をする。筆者はたまたま前日に”進撃の巨人”を見ており、アルミンが高温の蒸気を発する超大型巨人に立ち向かい黒焦げになるシーンを視聴したのだが、まさにそれが走馬灯のように流れた。しっかり肩を火傷し、フラフラになりながら水風呂へGO。

HPより露天

サ室を出て目の前のには深さ160cmの深水風呂がある。成人男性でもつま先立ちで何とか水面に顔を出せる程度。こちらも意識がしっかりしていないと普通に溺れる仕様で全身が強制的に冷却されるイメージ。サウナも水風呂もやりすぎである。

休憩スペースは露天の広々面積を活かして10脚程用意がある。爆熱のサウナからギリギリまで耐えた末、160cmの水風呂へエスケープ。そこから皆ゾンビのように這い上がり、露天のイスめがけて徘徊する。筆者は初めて行った際、ウォーキング・デッドの世界に迷い混んだのかと思う程その光景に衝撃を受けた。今でこそ慣れてしまったが、サウナ―でもこの光景はなかなか見慣れないものである。

施設を利用した感想

恒例となりますなりますが、私が考える良いサウナ施設の観点3つを基準にレビューをしていきたいと思います。

  • サ室&水風呂の質
  • 混雑状況及び導線
  • コスパ

1点目のサ室&水風呂について、まず申し上げなければならない事は”初心者はかなり危険”ということです。リミッターが壊れているとしか思えないほどの大量のオートロウリュ、爆熱の中から逃れ向かう先は、足がギリギリ付くかどうかの160cm深水風呂。タイミングを間違えると普通に火傷しますし、溺れます。(笑)ただ、裏を返すとそれほどまでに振り切ったサウナは中々ないですし、上級サウナ―にとってはそもそもご褒美のようなものです。通常のサウナにマンネリ化してしまっている方にこそ試してもらいたい首都圏最強サウナ&水風呂です。

2点目の混雑状況及び導線について、さすがに人気銭湯という事もあり、通常混み合います。名物のサウナを味わおうとビギナーのドラクエ行為(グループで動き占領する行為)が散見され会話もきこえてきて正直民度は残念といわざる負えません。しかし、営業時間が他の銭湯と比べ長いのが堀田湯の特徴。通常銭湯では15:00~24:00程度が多いですが、堀田湯は土日祝に限ってはなんと8:00~24:00まで営業。早朝の時間を狙えば結構穴場なのです。混雑が苦手なサウナ―はそもそも本施設を避ける傾向にありますし、ビギナーは食事前の昼時・夕時に混み合う。これを避ければ多少人が多くても”洗礼された古参サウナ―”の中で十分に堀田湯を楽しむことが出来るのではないでしょうか。

3点目のコスパについて、銭湯料金500円+サウナ利用料450円と格別安いという訳ではないですが、”ここでしか体験できない設備”が沢山あることを踏まえるとそれなりに満足が行く値段設定に感じます。

まとめ

今回紹介させていただいた「堀田湯」は、古き良き宮づくりに加え、最強サウナ&水風呂を拵えた最新設備で大人気ながらも、比較的空いた早朝営業を行っている「都内近郊のおすすめ穴場サウナ」です。これからも同様に様々な施設を紹介していきますので引き続き覗きに来てくれると嬉しいです。

それでは(@^^)/~~~

www.4126.tokyo

 

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