チルのすゝめ♨

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都内から電車で行ける本物の温泉(6.蒲田温泉)

こんにちはyuです。都内在住・温泉初心者の私が「都内から電車で行ける本物の温泉」と題し、スパ体験をお話させて頂きたいと思います。今回は「蒲田温泉」さんに行った感想を勝手ながら紹介します。

昭和の銭湯姿を残した黒湯の名湯

東京都大田区蒲田駅東口から徒歩12分。住宅街に佇む「蒲田温泉」。料金は入湯のみで520円、その黒さからTVでも取材されることの多い”黒湯”の天然温泉を使用した昔ながらの銭湯です。

銭湯の醍醐味を味わえるわびさび施設

住宅街を歩いて訪ねるとまずは大きなアーチ!かなり細道の中、迫力ある風貌です。

鳥居のようなアーチ

天然温泉とは言え、銭湯なので少しこじんまりした印象。入口に置いてある看板がどこか昭和の雰囲気を漂わせています。

外観 訪れた際に撮らせていただきました。

券売機で料金を支払い、中に入ると地域住民でいっぱい!常連客で賑わってました。肝心の湯はというと、名物の黒すぎる黒湯(高温湯・低温湯の2種類)、ジェットバスとガリウム鉱石を利用した電気風呂、サウナ&水風呂&ととのいイス×2と、小規模ながらも充実のラインナップ。

HPより黒湯

HPより電気風呂・ジェットバス


施設を利用した感想

恒例ですが、私が考える良いチル施設とは以下の3つです。

  • 泉質が良い(加水・循環・消毒なし)
  • 比較的すいている
  • コスパが良い

1点目の泉質について、やはり名物の黒湯はとても良い。この黒湯はナトリウム‐炭酸水素塩塩化物鉱泉との事ですが、首都圏ではあまり聞かない分類。いわゆるモール泉で間違いはないのですが、ガスを含む重曹泉という属性も加わって、プラセボかも知れないが少しポカポカするような感覚を味わえました。また、㏗7.9のアルカリ性で、且つ首都圏によくある”強すぎる塩分”という特徴がないため非常に入りやすく、肌も滑らかな感触でした。個人的にはモール泉の最終到達点の一つだと感じました。(観点の加水・循環・消毒の記載は無し)また、電気風呂にあるガリウム鉱石というのは、しばしば天然自噴温泉に含まれている”ラジウム”という成分の原石らしく、浴槽に入れることで人工的に温泉に近い成分を作りだしているのだとか。これは正直、体感では全くわからない(笑)

2点目の混雑具合について、地域住民の普段使用も相まってそれなりに混雑します。サウナ利用の方は混雑により券売機で販売されていないことも多々あるようなので注意が必要です。しかしながら、入浴に関しては譲り合いの精神で浴槽に入れないことはめったにありません。

3点目のコスパについて、一言で”最強”です。銭湯料金は都で決められており一律どこの施設でも520円です。これほどまでの天然温泉をこの価格で入れるとは、蒲田温泉さん恐ろしい。ただし、サウナは+300円で別料金、ドライヤーは3分で20円、シャンプー・ボディーソープは付いていないため要注意。

まとめ

今回紹介させていただいた「蒲田温泉」は、名湯の黒湯をこしらえながらも銭湯価格で提供してくれるコスパ最強施設で、その上質な黒すぎる黒湯は、モール泉の最終到達点の一つとも感じられる「都内から電車で行ける本物の温泉」です。これからも同様に様々な施設を紹介していきますので引き続き覗きに来てくれると嬉しいです。

それでは(@^^)/~~~ 

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